GNコース
中高一貫6年間で確かな学力をじっくりと丁寧に育みます
生徒は一人ひとり、興味・関心の方向性や、学習ペースもさまざまです。
グレード別の指導や学習理解度に応じたクラス編成は、それぞれの個性・特性を生かした指導を行うためのものです。
中高6年間を通して「確かな学力」と「豊かな人間力」を身につけるとともに、多様な進路を実現するために、成長に応じて柔軟なコース選択が可能です。
学びのポイント
1.実践的な英語力を身につける「5ラウンド・システム」
英語では、1年間に1冊のテキストを5回、切り口を変えて繰り返し学習する授業法「5ラウンド・システム」で、より実践的な英語力を身につけていきます。
2.効果的なグレード別・先取り授業(英語・数学)
生徒の学ぶ意欲を引き出すために、英語や数学ではグレード別授業を実施しています。グレード別に行うことで、先取り学習と学力定着の両立が可能となります。
3.論理的に考える力を育てる「クリティカル・シンキング」
『国語(書き)』では、与えられた課題について、さまざまな背景を踏まえて論理的に考え、説得力のある答えを導く力(クリティカル・シンキング)を身につけます。
4.基礎学力の定着を図る終礼テスト(数学・英語)
毎日実施される数学または英語の終礼テストで、授業で学んだ内容を再確認し、基礎学力の定着を図ります。
5.好奇心・探究心を育む教科横断型プログラム「地球学」
生徒が自ら問いを立て、実験や観察を通して学びを深めていきます。発見する→調べる→発表するという学びのサイクルを通して、学ぶことの意味や喜びを体感します。
6.自ら学ぶ力を身につける「寺子屋・オフィスアワー」
週3回(月・火・木)19時まで自学自習ができる「寺子屋」や放課後、教員に勉強に関する相談や質問ができる「オフィスアワー」を活用して、自ら学ぶ力を育てます。
カリキュラム
学級数・生徒数
教員メッセージ
「なぜ」という気持ちを大切に、そこから始まる学びを大切に
外国語科 内藤 翠
人は生まれた瞬間から学び始め、その生涯を通して学ぶことで成長していく生き物です。つまり、「なぜ」「どうして」という気持ちは人が持つ本能的な欲求なのです。その自然な欲求にしっかりと耳を傾け、その答えを見つけ出そうと努力することで、知識の幅が広がるのはもちろんのこと、人生は彩り豊かなものになります。つまり、「学び」は皆さんにとって最良にして最強のパートナーなのです。私たちと一緒に本校でさまざまな学びを楽しみましょう。
GN(GlobalNavigator)コースとは
本校が中高6年間で育成する人物像、
それが「21.3世紀のGLOBAL NAVIGATOR」です
21.3世紀とは、今の中学生・高校生がおよそ30歳になる2030年を意味します。21.3世紀の社会は、福祉共生社会・高度情報通信社会・グローバル社会・実力主義社会・環境循環型社会になると言われています。その社会で活躍するにはどんな能力が必要か、私たち京都先端科学大学附属中学校は21.3世紀の社会を生き抜き活躍する人をグローバルナビゲーターと定義し、中高6年間でグローバルナビゲーターを育成することを目標としました。
GN(GlobalNavigator)コースの特色
「Native + 日本人」のW担任制
1年次、朝礼と終礼の連絡事項を原則、All Englishで行います。生徒はスケジュール帳を開いてNative教員の言葉に必死で耳を傾けます。日本人教員はサポートのみ。こうした英語が当たり前の環境で、社会で役に立つ英語の4技能が自然と身についていきます。
効果的な先取り学習
生徒の学ぶ意欲を引き出す効果的な先取り学習を実施しています。特に英語・数学ではきめ細かいグレード別授業で先取り学習と学力定着の両立が可能です。ただ教科書を早く終わらせる先取りではなく、各教科の本質に迫る深い学びを実践することで、大学受験でも高いレベルに挑戦することができます。
生活習慣・学習習慣の確立
中学では挨拶・言葉づかい・身だしなみ・整理整頓・時間厳守など品位品格の育成や規則正しい生活習慣の確立をめざして指導します。それを土台として、授業の予習や復習、宿題の提出など学習習慣の確立を図ります。
英語教育・カナダ研修旅行
1年次は、Native教員によるVocabulary Building、2・3年次はICTを利用した4技能や語彙力を鍛えるe-Spireなど、生徒個々のレベルやペースに合わせて、英語の基礎から発展まで幅広く学ぶことができます。また3年次のカナダ研修旅行で、日頃の英語学習の成果を実践するのみならず、グローバル社会で必要とされる知識・教養を身につけ、国際感覚を磨きます。
ホンモノに触れる~探究型学習「地球学」
本校が独自に開発した教科の枠を越えた学際的なプログラムです。ホンモノに触れるをテーマに幅広い分野の講義やフィールドワークを年間を通して行います。生徒の興味・関心を引き出し、自ら問いを立て実験や観察を通して課題を探究していきます。調べる→発見する→発表するという学習サイクルを通じて、学ぶことの喜びや意味を実感します。
ハイレベル講座&フォローアップ講座
生徒の学ぶ意欲を引き出し、とことん学力を伸ばすハイレベル講座と苦手科目を克服し、学力を引き上げるフォローアップ講座を両輪で展開します。特に高校でも継続して実施している「超数学」は、難関大学入試レベルの難問に挑むことで、論理的思考力や挑戦心を養います。この講座の受講生が、東大・京大など難関国立大学に合格を果たしています。
時間割(中学1年生)例
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
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SHR | 8:30〜8:45 | 朝テスト・確認テスト | 地球学 | ||||
1限 | 8:55〜9:45 | 国語 | 英語 | 国語 | 音楽 | 理科 | |
2限 | 9:55〜10:45 | 数学 | 理科 | 英語 | 保健体育 | 数学 | |
3限 | 10:55〜11:45 | 英語演習 | 数学 | 社会 | 理科 | 英語 | |
4限 | 11:55〜12:45 | 音楽 | 保健体育 | 数学 | 社会 | 国語 | |
12:45〜13:25 | 昼休み | ||||||
5限 | 13:25〜14:15 | 国語 | 英演 | 保健体育 | 数学 | 技術 | |
6限 | 14:25〜15:15 | 理科 | 社会 | LHR | 道徳 | 技術 | |
7限 | 15:25〜16:15 | 英語 | 国語 | 英語 |
※完全下校:前期(4月〜9月)18:00 後期(10月〜3月)17:30
※学園寺子屋参加時19:00
※地球学は隔週