【追記】中日新聞夕刊に沢村栄治さんの記事が掲載されました。
お知らせ 2017.10.03
9月30日(土)の中日新聞夕刊に、本校に保管されている沢村栄治さんのスコアブックに関する記事が掲載されました。それに関する山脇先生のインタビューも掲載されています。
中日新聞の記事はこちら(全ての記事を閲覧する場合は会員登録が必要です。)
また、9月15・16日の京都学園中学高等学校文化祭にて、「沢村栄治生誕100年記念展」を開催して、多くの方々に来ていただきました。
その一部を報告します。
① 小学校の教室アドヴァイザーをしておられる男性の方は、戦争に召集され命を断たれた沢村さんの生涯に関心を持たれていました。テレビ番組や展示写真を何度も見ておられました。
② 90才になられる男性の方は、沢村さんを西宮球場の対阪急戦のときに「見た」と証言されました。「沢村さんはファンに手を振っていた。背が高くてスラッとしていた」と証言されていますが、「沢村さんが速球を投げ、打者を三振に仕留めていた」とは言っておられないので、この西宮球場は2回目の召集の後であり、もうボールを投げられないが、ノーヒットノーランを3回も取ったことのある名投手なので、ファンサービスで「手を振っていた」のではないかと推察します。
③ 沢村さんの1学年下の男性(故人)の姪にあたられる女性も来られました。その男性の写真があまりなく、「KYOSHO」のユニフォームを着た写真が1枚あるだけなので、当時の部員を撮影した写真があったら見せてほしいということです。そして男性の妹にあたる女性(95歳)も来られていました。新聞記事を見て「一目兄の写真が見られたら」と思って来られたのでしょう。テレビ画面に映った京商時代の写真を静止し、カメラに収め「この人ではないか」と言い合っておられました。
その他にも様々に沢村さんと関係がある人、関心を持った人が来られ、「展示は人と人を結ぶもの」と感じました。新聞に掲載されたのが良かったと思います。京都学園中学高等学校の文化祭の新たな歴史となりました。