アート教育
本校では、中高生全員で一つの作品を創り上げる“ゼロ・プロジェクト”やホンモノのアートを感じる芸術鑑賞、また美術、音楽、ダンス、デザイン、舞台、映像、写真、書道、放送、キャラクター、工芸、文芸建築、アートサイエンスの分野で、中高生の誰でも作品を応募できる「KUASアートコンペティション」など、アートに触れる機会がたくさんあります。アートを通じて豊かな感性を育み、人に何かを伝える表現力や新しい価値やアイデアを生み出す発想力や創造力を育てます。
Teacher’s Message
隠れた才能や無限の可能性を発掘
本校の美術教育は一風変わっているかもしれません。学校の廊下やホール前には毎年毎年、共同で取り組んだプロジェクトの作品がいたるところで飾られ、通り過ぎる人の目を楽しませています。
昨年度の文化祭では共同プロジェクト(○ PROJECT)で、中高生全員が小さな円いキャンバスに想い想いの作品を描き、つなぎ合わせて約20mの壮大な作品が完成しました。まさに個が合わさることで、アートの無限の広がりを感じとれる1枚になりました。また日常の中にさまざまな絵や造形があり、自然と目に触れることで心も豊かになり、感性も磨かれていきます。3年前から芸術科主催で始まった「KUASアートコンペティション」では生徒が主体的に発表できる場を提供することで、隠れた才能や無限の可能性を発掘することができる取り組みとなっています。好奇心を起点とした学びにおいて、自己の目標を定め、それに向かって努力する生徒たちを全力でサポートしていきます。
米田 実 芸術科